鷲ヶ峰コスモスパーク 有田川町

 標高586mの鷲ヶ峰頂上の「コスモスと風の館」周辺に、ピンクや白の鮮やかなコスモス約100万本が咲く県内有数のスポット。また頂上からは有田市街から和歌山市の町並みと海を見渡す大パノラマ。天気の良い日には淡路島や徳島まだ見渡せ、夜景スポットとしても広く知られている。

 コスモスは、標高が高いため平地よりも早い10月中旬から11月上旬に見頃を迎える。休憩所やみやげコーナーがある「コスモスと風の館」は休館日があるが、コスモスや夜景観賞はいつでもでき、入園無料で駐車場も約30台あり。問い合わせは有田川町役場商工観光課☎0737-52-2111

 

大鎌の大滝 すさみ町

 すさみ町大鎌地区、串本町との境界近くの林道沿いの険しい道を降りた先に突如現れる絶景。落差は5mほどと低いが、滝壺が円状の池のように広がり、周囲の渓谷と森林美が相まる、知られざる絶景スポット。

 春夏には美しく萌える緑、秋には紅葉に染まる森と空を映す滝は、古座川支流の三尾川に注ぐ比曽原川(ひそはらがわ)のさらに上流の大鎌川(おおがまがわ)にあり、やがて名勝・瀞峡へと至るという。紀勢自動車道すさみ南ICを降りて左折し、佐本方面へ約10分で大鎌地区への入口。そこから約20分で林道脇に「大滝」の案内看板があり、そこから滝に降りる道がある。滝への道は狭く急斜面で危険なため、動きやすい服装や滑りにくい靴などで訪ねてほしい。

西広海岸 広川町

 JRきのくに線、広川ビーチ駅から徒歩15分の西広海岸は、広大な遠浅のビーチ。干潮時にははるか先まで砂浜と膝下ほどの深さで、刻一刻と変わる波の満ち引きを感じられる。7月第1日曜日~8月下旬までは遊泳もできるため、夏休みには多くの海水浴客が訪れる。果てしなく広がる遠浅の海は、小さな子どもが海に親しむ絶好の場所でもある。

 また、さまざまな磯の生物が間近で観察できたり、水平線に沈む夕日の観賞スポットとして、通年訪れたい海の絶景スポット。車での訪問は、湯浅御坊道路・広川IC降りて約7分。有田郡広川町西広1268

生石高原 有田川町

 標高870㍍の関西百名山・生石ヶ峰を最高点に、有田川町と紀美野町をまたぐ標高800㍍以上の峰々が連なる絶景が楽しめる県立自然公園。約13㌶におよぶ広大なススキ草原が広がり、「和歌山の秋」を象徴する名所として知られている。

 ススキの見頃は9月下旬から11月上旬。夕暮れ時には金色に輝く大草原と、眼下には湯浅湾と有田の町並み、さらに彼方には徳島まで見渡せる絶景が広がり、夜には満点の星月とともに美しい夜景を見下ろせる。また春にはススキの山焼きがあり、初夏になれば希少な植物や野鳥観察が楽しめるハイキングが楽しめ、季節ごとに多くの観光客が訪れる。

 駐車場に隣接する「山の家おいし」では、土産物の販売や軽食・喫茶コーナーがあり、散策路の確認やハイキング前後に食事や休憩ができる。

 「山の家おいし」から高原を行くと、最初に目に付くのが生石高原のシンボル「笠岩」。高さ7㍍、周囲75㍍の巨岩で、弘法大師・空海が高野山を開く前に立ち寄り、彼方に聖地・高野山を見つけ、喜びのあつまり旅笠を忘れてしまったところ、その笠が岩となったという伝説から「笠岩」と呼ばれるようになったといわれ、大師が護摩を焚いたとされるところに小さな祠がある。

 かつては50㌶もあったというススキ草原は、草原の森林化などにより縮小。貴重な自然は地元有志でなるNPO法人生石山の大草原保存会らにより守られている。岩瀬匠さんは「高原の調査と自然環境の復元のために希少植物を育てて植えています。ハイキングなどではつい美しい植物を採ってしまいがちですが、高原の自然を守るために採取は控えてほしい」と訴えている。

 「山の家おいし」の営業時間は9時30分から1630分。和歌山県海草郡紀美野町中田899・29。☎073・489・3586。JR藤並駅・阪和自動車道有田ICから車で約60分。

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