橋本市

全国の温泉地の人気投票「温泉総選挙2019」開催中!

 全国各地の温泉地の中から好きな場所を選んでインターネットなどで応援投票できる「温泉総選挙」が今年も開催。12月20日㈮まで投票を受け付けている。

 「温泉総選挙」は、全国各地の温泉地の人気投票やインターネットでの情報発信、口コミなどを通じて温泉地の活性化を図るもので、「絶景」「外国人おもてなし」「女子旅」「ファミリー」など9つの部門に分け、2016年から毎年、人気投票を行っている。

昨年ファミリー部門で全国1位 やどり温泉いやしの湯(橋本市)

自然豊かな玉川峡のほとりに建つやどり温泉いやしの湯

 2018年5月から2019年1月まで投票が行われた「温泉総選挙2018」のファミリー部門で第1位を獲得したのが、橋本市の「やどり温泉いやしの湯」。橋本市街から国道371号線の山道を約30分、高野山へ至る中間地点にある小さな温泉宿だ。

 高野方面から流れる清流と渓谷が美しい玉川峡のほとりに沸く「やどり温泉」は、ナトリウムイオンと炭酸水素水素イオンを多く含むアルカリ性の低温源泉(約37℃)で、美肌にも効果があると評判。独立コテージが4棟あり、個室温泉など一軒家気分が味わえる宿泊と日帰り入浴、地元食材を使用した料理が楽しめる。

 川遊びや源泉を利用したプールなどで夏には家族連れで賑わい、山間部にありながら冬でも雪はほとんど降らないといい、年間を通じて「自然を五感で感じられる宿」として関西圏はじめ近年では外国人も訪れているという。

 温泉地といっても宿や入浴営業を行っているのは同所のみで、周辺には民家もないまさに秘境の地。この地にある自然の恵みを最大限に生かした数々の仕掛けが、並み居る有名温泉地を退け、約4万票を獲得して温泉総選挙での快挙につながった。

 さまざまな災害に見舞われながらも、従業員が一丸となって復旧し、新たなサービスを開発しながら人気の宿を作り上げてきた。なかでも支配人の西裕生さん(31)は、紀の川市の出身だが、幼いころに父親に連れられてこの地で釣りを楽しんだといい、自然と親しむきっかけとなった場所として、人一倍この地に対する思い入れを強く持っているという。

支配人の西裕生さん

 「この地にしかない自然環境をはじめ、源泉をできる限り生のまま楽しんでいただける入浴や、コテージでの宿泊、四季折々の自然を生かしたサービスやイベントなどを開発し、自然と関われる場所や機会が少なくなっている今だからこそ、特にお子様に自然を身近に感じていただき、幼い日の思い出としてご家族の記憶に残るような宿にしていきたい」。西さんをはじめ従業員の思いが伝わり、4万票という口コミを呼んだのかもしれない。

 今回の「温泉総選挙2019」では、県内から同所のほかに、かなや明恵峡温泉(有田川町)、川湯温泉・龍神温泉郷・湯の峰温泉・渡瀬温泉(田辺市)、南紀白浜温泉・椿温泉・日置川温泉(白浜町)、南紀勝浦温泉(那智勝浦町)、花山温泉薬師の湯(和歌山市)がエントリーしている。

 公式ホームページから応援投票や、各温泉地の情報が配信されている。https://onsen-ouen.jp/

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